カラーの嫌な流れ

最近某メーカーさんと話しててビックリしたのですが


ヘアカラーを施術する際に既染部にピグメント(微アルカリ、弱アルカリ)を


使っているお店って2割くらいなんですってね??


ツヤツヤ、サラサラと歌っているお店が8割くらいに感じるんですけど...


これがなんなのかと説明させてもらうと


カラー剤には基本アルカリが入っていてこれがキューティクルを開いたりするわけなんですけど


色を明るくしたくないのであればアルカリはほとんどいらないんですよね


なので、既染部(主に毛先)を今以上に色を明るくしたくないのであれば


アルカリはごく微量のアルカリのほうが髪の毛の痛みが少なくて済むんです


もちろん痛まないわけではありませんが、通常のアルカリカラーを使うのとでは


雲泥の差です。


毛先のトーンを落ち着かせても落ち着かせても、どんどん明るくなるペースが速くなったり


毛先がやけに痩せたりと


アルカリを毛先に使っている場合には特に多い症状です


ちなみにホームカラーは使い分けでもしない限りほとんどアルカリです...


でね何が嫌な流れかというと


圧倒的に毛先にアルカリ使っているところが多いんで、メーカー自体が


だんだん力を入れなくなってきているんですよ...


まあ売れない商品作ってもメーカーはしょうがないですからね...


代わりに1剤のアルカリを弱めるものなど出したりしているようですが...


もちろんやらないよりかは全然いいのですが...


1剤に入っているアルカリ量がなくなるわけでもないんで



じゃあ何でそんなに良い弱アルカリをみんなは使わないのか?


まあ微妙な限りなく微妙な発色の好み?


ではないだろうな〜.....多分...笑


考えられるのは、


最低でも新生部ようと既染部ようで2種類の薬を作る必要性がある手間を惜しむ


在庫を増やさないためのコスト削減


もっとひどいのは、どれくらいのトーンになるのか計算ができない



といったところでしょうか...



必要のないところに必要以上のアルカリ使って


傷んだんでトリートメントしましょう!!って....


トリートメントもいいけど痛めないのが1番なんだけどね..


このままでいくと、どこのメーカーもピグメントなくしていってしまうと思うので


本当困ったものです..







Blue Hair Make

横浜市西区BlueHairMake/山本博司のブログ

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